やけ酒飲み

わたしは、二十になった頃から、やけ酒飲みだった。

モチベーション

やる気を起こしたい。勉強をしたいのだ。

数年前から「来年は計画通りに勉強するぞ!」と心に決めて元旦を迎え、3日目くらいで挫折するということが続いている。

忙しさもあり、毎年ここ数日でやる気がどんどん滅入っていくのが恒例行事だ。

そもそも、俺のやる気っていうのはほとんど「悔しさ」から来ている。

学生の時は、アイツより良い点数獲ってやるぞとか、経歴の長いやつより上手くなってやるぞ(吹奏楽部だった)とか、他人に負けたくないの一心で動いていた。

そう考えると、今って学生時代と違って、比較するものがないんだよね。

昔の同級生は今じゃ多様な人生を送っていて比べようがないし、今の職場に従業員一斉テストがあるわけでもない。だからやる気が出ないんじゃないか。

案外、学校教育みたいな比較・競争システムが自分に一番合ってたのかもしれないなあと思う。昔は画一化されてるのが嫌だとか言ってたけど。

今日は競争相手のいない今の自分のやる気をどう奮い立たせるか、考えてみたい。

1.昨日の自分と比較

比較する他人がいないなら自分と比べるしかない。昨日の自分と今日の自分を比べて「これだけ覚えた」「これだけ出来るようになった」と自分を評価していく。

2.比較主義の放棄

私は私、他の誰でもないOnly Oneなのよ〜精神である。別名世界に一つだけの花精神。これができれば苦労しない。俺は根っからの比較主義者である。

3.昇華

精神分析学でいう防衛機制の1つで、ある欲求を、社会的に良いとされる方法で発散させること。今日も仕事で最悪なクレーマーに当たって名前まで聞かれたんだけど、このクレーマーまじ死んじまえクソって思う気持ち、悔しさを勉学で解消するみたいな。比較対象そのものを変えるやり方ですね。

4.ご褒美

ここまでやったらクッキー1つとか。自分で自分にご褒美をあげて成功した試しがない。気付いたらクッキー1箱食べて寝てる。

こう書いてみると、1か3だよな。でも3は上手くいった試しがない。だってムカつく出来事が勉強することで解決されるわけじゃないもんね。テストで負けてムカついたからそいつより良い点を獲るっていうのとは全然話が違う。

やっぱり1の「昨日の自分と比較」で今年は頑張っていきたいと思う。生涯発達!螺旋階段成長!

余談だが、だいぶ昔に流行った(今も流行ってる?)スキルアップ、資格取得ブームみたいなのって、俺みたいな比較主義者たち、学校教育で比較されることに慣れて社会に出てもテストを受けることが働くモチベーションになってるような人たちが起こしたんじゃないかと思う。資格って比較対象として最適だし。

この辺は承認欲求みたいなものも絡んでくる気がする。俺はやっぱり認められたいんだな。うん。

ブログも昨日より今日、今日より明日の方が面白くなるように精進しますです。